LinkstationにDebianを導入し,Timemachineサーバにする

LS-V1.5TLというBuffaloのNASをずいぶん前に買ったのですが,あまり活用ができていなかったので,
Linuxを入れることにしました。

元々のNASのファームウエアにもTimemachineサーバはついているのですが,もう古いマシンなので壊れても
いいという感じでLinux化し遊ぶことに。

Linux化

こちらの記事がわかりやすいです。
一度分解し,HDDを取りだすのが面倒ですが,それさえ終われば,快適なLinux化ができます。
当然のように,分解の際にほぼ全てのつめを折ってしまいましたが気にしない。

timemachine

手順などはあちらこちらに書いているのですが

avahi

ここを参考に,avahiをインストールします。debianのパッケージがあるのでそのまま使います

sudo apt install avahi-daemon

設定はこんな感じ

/etc/avahi/services/timemachine.service




 %h
 
   _smb._tcp
   445
 
 
   _adisk._tcp
   dk0=adVN=TimeMachine,adVF=0x82
 

samba

sambaをインストールします。Samba上で使うみたいです

sudo apt install samba

sambauser

timemachineとユーザを作ります

sudo adduser timemachine
sudo password -a timemachine
sudo smbpasswd timemachine

timemachine directory

バックアップ用ディレクトリを作成します

sudo mkdir /mnt/timemachine
sudo chown -R timemachine:timemachine /mnt/timemachine

smb.conf

ここでポイントは,通常のSambaユーザとは別にし,Finderなどからはいじれないようにします。
同時にアクセスするとエラーになるための回避です。

[TimeMachine]
   path = /mnt/timemachine
   browsable = yes
   writeable = yes
   create mode = 0664     #tried turning this off, no fix
   directory mode = 0777  #tried turning this off, no fix
   vfs objects = catia fruit streams_xattr
   fruit:aapl = yes
   fruit:time machine = yes
   #guest ok = yes
   fruit:time machine max size =1T  #tried turning this off, no fix
   inherit acls = yes

restart

リスタートします

sudo /etc/init.d/smbd restart
sudo /etc/init.d/avahi-daemon restart

これで使えると思います。