PlayFramework+Redis+websocketでプッシュ配信を作成してみる

Websocketを使ったサンプルだとチャットが多いのですが、実際にはチャットのアプリを作ることはあまり有りません。

どちらかというとサーバ側から配信するというような用途が多いのではないでしょうか?

PlayframeworkのサンプルにはWebsocketを使ったサンプルが付属しています。

これを改造してサーバ側から配信できるように改造してみました

  • 環境
    • MacOS10.9
    • jdk1.7
    • playframework2.2
    • redis2.8.4
    • scala2.10
  • playframeworkのチャットサンプル

brewでインストールした場合にはこちらに入っているので、作業エリアにコピーしておきます

/usr/local/Cellar/play/2.2.1/libexec/samples/scala/websocket-chat/

  • unicast

一斉配信したい場合にはサンプルで採用されているbroadcastをそのまま使用してもいいのですが、今回は一対一通信で配信したいのでunicastを使用します。サンプルはこちらを参考にしました。

http://satoshi-m8a.github.io/blog/2013/05/18/scala-concurrent-unicast/

  • build.sbt

scalaからredisに接続するためにはscala-redisライブラリを使用します。そのためbuild.sbtに以下を記述します

  • conf/logger.xml

ログ出力用に追加します

  • conf/application.conf

redisの接続先をconfに書いておきます

  • models/ChatRoom.scala

モデルをscala-redisのテストコードを参考に修正します

これで準備完了

  • 実行

play runで実行し、ユーザ名部分にカンマ区切りでキーを入力します。このキーはカンマ区切りで複数入力可能で、このキーがredisのキーとなります。

画面が起動したら、a,b でログインしてみます

その後Reidsのコマンドで値を送ってみます

画面にa test が表示されます